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恐怖体験

スコットランド滞在も残すところ1ヶ月半になったというのに、最後の最後、しかも大好きなフラットでの恐怖体験です。

昨日は論文の進み具合もよく、夜11頃気分良くPCに向っていました。

家の前でタクシーが止まる音がして、外を見ると2人の白人男性がフラットに入ってきましたが、そんな光景はいつもと変わりないのでまた勉強に戻りました。

1、2分して私の家のドアを物凄い勢いで蹴り、スコティッシュ訛りの英語でまくし立てる男の声が!!
あまりにも恐ろしくてドアに続く廊下に出ることも躊躇したのですが、あまりに酷いし何も悪いことしてないしで、"Excuse me"とだけ言ってみました。

どうやら下の階のおじさんが止めてくれたらしく、そのおじさんとこの男の会話がしばらく続きます。訛りが酷すぎて内容はあまり聞き取れなかったのですが、「夜中の3時まで話し声がして・・・なんちゃらかんちゃら」とどうも文句を言っている様子。

1人ではどうしても怖いので、友達に電話をしました。
あまりにも緊張していて、英語がちゃんと出てこないし最初は友達も「大丈夫だよ。きっと人違い。」と言っていたのですが、ドアのロックが壊されたようだと話すとタクシーで飛んで来てくれました。
もう犯人もいないし、警察を呼ぶのも躊躇したのですが友達は呼ぶべきだと言って警察に電話してくれました。
警察が来る前にドアをチェックしたら、2つあるロックの両方があまりもの衝撃で壊れていました。
となりの住人の部屋から誰かが出てくる音がしたので、友達が「誰かドアを蹴るのを見た?」と聞くと一人の男は無視して階下に下りていきました。
おや、さっき小窓から覗いたときに見たドアを蹴った男に似ている!と思っていたら、隣の住人が出てきました。
もう一度、彼に「誰かドアを壊したんだけど、何か聞こえた?」と聞くと、なんと彼が「僕だよ。」だって!!!
もうべろんべろんに酔っ払っている様子なのですが、彼はとっても優しい人で引越しの時も母が来たときも荷物を運ぶのを手伝ってくれたのに・・・・。
彼曰く、「君は学生だからパーティーするのもわかるけど、君の友達が一度僕の家のドアをキックしたし、夜中に笑い声が聞こえてくるし。」って文句言うんです。
昨日は大人しく1人で勉強してたのに、それならその時に言ってくれよ~。

大家にメールしていたため、翌朝早く電話があり様子を見にきてくれました。
早速、12時にはドアの修理の人を手配してくれてロックは無事に直ったのですが、今週土曜に予定していたパーティーは断念しないといけないようです。

海外での1人暮らし。色々あるけど、女性には怖いことも沢山。

ロンドンでも一度、友人宅で同じような経験をしたことがありますがなんだか凹みます。

これからどんな顔をして挨拶したらいいんでしょうね。

スコットランドって寒いせい?か、本当に酔っ払いが多い。

しかもこの国(イングランドはそうらしい)の失業手当制度ってかなり問題があって、ある一定の稼ぎがないふりをすれば国からフラット代が半分くらい支給されるんですって。
そうやってあまり働かずに生活してる人って意外に多いみたい。

もうすぐお別れのスコットランド。やっぱりあまり好きになれないまま終わってしまいそうです。
by mathilde13 | 2006-08-02 20:59 | Vie - Life
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